なぜ「金物工法+パネル工法」なのか?(4)- まとめ編 -
前回(3)からの続きでシリーズ最終回。(初めての方は「(1)- はじめに -」から)過去2回で金物工法とパネル工法の特徴を解説してきましたが、ここで一旦整理してみましょう。それぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。メリットデメリット金物工法・断面欠損が少なくなる・接合部の強度アップ・梁せい分の木材強度を十分に活かせる・性能にバラつきが少ない・品質が明らか・集成材と接合部の性能が明らかなので、不...
なぜ「金物工法+パネル工法」なのか?(3)- パネル工法編 -
前回(2)からの続き。(初めての方は「(1)- はじめに -」からどうぞ)パネル工法と一口に言っても様々ですが、ここで話すのは柱や梁で構造材を組み上げる在来工法に組み込むタイプのパネル工法で、尚且つ当社で採用している「HPシステム」の構造を基本に話を進めます。パネル工法 | HPシステムこのパネルが果たす役割としては・外力の負担(壁であれば在来工法の筋交いなど耐力壁の役目)・断熱材・防湿気密層(在来工法で気...
カメラバッグに見えないLAGASHA(ラガシャ)カメラバッグ
カメラバッグは数あれど、どれもいかにもなデザインのものが多くてスタイリッシュさに欠けた残念なものが多く、探すと中々これはというものに出会うことができません。実用性を重視すればそのとおりなのですが、趣味程度で持ち歩くにはもう少しデザインされたものがいいなと色々探して見つけました。LAGASHA(ラガシャ) +Carryingcase.net Laboratory カメラバッグビジネスシーンのバッグでは定番のLAGASHA(ラガシャ)製のカメラバッ...
なぜ「金物工法+パネル工法」なのか?(2)- 金物工法編 -
前回(1)からの続き。(←初めての方は最初のこちらから)構造的な点から見た時、在来工法のウイークポイント(弱み)は、木の強さを十分に活かしきれていないという点。在来工法は接合部がウィークポイント具体的には接合部(柱と梁や、梁と梁との取り付き部分。仕口や継手部分)が弱く、木材の強さを十分に使い切る前に壊れてしまうのです。これは計算は勿論のこと、実大実験からも明らかになっています。(在来工法の接合部)...
なぜ「金物工法+パネル工法」なのか?(1)- はじめに -
これから連載で 『なぜ「金物工法+パネル工法」なのか?』 と題したシリーズをエントリします。かなり技術寄りなコンテンツですので、興味ない方はスルーしてください。(それでも一般の方向けとして書きますのでアカデミックな記号や理論は省きます。分かりやすさ優先です!)在来工法からの発展と進化私たちが手掛ける住宅の建築工法は木造軸組構法(以下「在来工法」)。在来工法は、柱や梁などの線材を組み合わせ家の骨組みを...
webページ更新|建築の記憶”百津の家”を追加
当社ウェブサイトに、施工事例>百津の家の写真ページ下に「建築の記憶”百津の家”」コーナーを新規追加しました。(画像クリックで該当ページにリンクします)既に「百津の家Ⅱ」で同コーナーをアップしていますので、今回はその第2段となります。今回は流石に竣工から1年以上経過した過去の物件でしたので、建築の記憶の”記憶”を思い出すのに私が少々難儀いたしました(苦笑)前回同様、例によってこのコーナー書き上げて即アップ...
最高の建築写真の撮り方・仕上げ方|オススメ良書
建築関係者で自身で竣工写真などを撮影し、仕上げる方にはオススメの書籍をご紹介。最高の建築写真の撮り方・仕上げ方エクスナレッジさんは最近「最高の~」とタイトルの付くムック本を多く出していて、私は勝手にエクスナレッジの最高シリーズと呼んでいるのですが、その最高シリーズの写真版となるその名も「最高の建築写真の撮り方・仕上げ方」。出た瞬間に即買いしたのですが、良書でした。内容はタイトルそのままで、・建築写...