キューブ構造が強さのカナメ|水平構面の性能アップ
「地震に強い住宅にしてください」こんな事を言われた普通の住宅会社はどう応えるでしょうか?「構造壁を沢山作りましょう(耐力壁を増やす、高倍率の耐力壁にする)」、「柱と梁を太くします」、「基礎をがっちりつくります」・・・などなど、的を得てるかは別としてよく返ってきそうな応えです。ツッコミどころが少々ありますが、大枠では間違っていないとしましょう。ただ、専門家である(と思われている)住宅会社ですら、殆ど...
構造見学会、終了しました|大盛況
先週土曜に1日限定開催しました長期優良住宅 「こがねの家」 構造見学会、盛況のうちに終了いたしました。長期優良住宅 「こがねの家」 構造見学会 終了当日は11時頃から降り始めた雨が続き、予報通りの雨日より。折角構造が見えるのに外から説明ができず残念でしたが、その分中は人口密度が高かった(笑)午前中はのんびり空気でしたが、事前申し込みいただいたお客さまは午後に集中。昼でも食べようかと思ったら、次々いらして...
構造見学会のお知らせ|長期優良住宅
間際の告知となりますが、長期優良住宅 「こがねの家」 の構造見学会を開催いたします。一般告知は、当社ウェブサイトを含むネット限定告知とさせていただき、ひっそり1日限定での開催です。長期優良住宅 「こがねの家」 構造見学会のお知らせ長期優良住宅は、「よい住宅を、きちんと建てて、きちんと手入れをして長く使う」をコンセプトに国が定めた品質基準をクリアする住宅です。こがねの家は、その長期優良住宅の認定を受け、...
高気密高断熱、耐震の次世代パネル工法|HPパネル(HPシステム)
「こがねの家」の壁は、普通の在来工法と比べると少し違います。特別です。HPシステム(HPパネル)一般的な在来工法ですと、壁は下地材と筋交や合板類の耐力壁、そして、壁の中には断熱材が入り現場施工されます。こがねの家では、それらを工場生産のパネルとして一体製作された壁パネルとして現場に入れ、パネルを軸組みの中に組み込むように施工します。こがねの家は、そんな工場生産のパネル HP壁パネル を使ったパネル工法「HP...
外部色決め現場検討会|ガルバリム鋼板・木部・格子
「こがねの家」では外壁のガルバリウム鋼板、木部の格子、破風などの色決め検討会を行いました。設計段階で基本的な外部仕様は決まっていますが、最後の色決定やガルバの成型タイプ、それに合わせる木部の塗装色の組み合わせをどうするかは現地で決めるようにしています。外部色決め現場検討会<ガルバリウム鋼板見本>・成型の種類 : 小波、角波裏押しの2種類。・鋼板カラー : ギングロ、ダークセピア、フリントグレーの3種類。...
土台敷き~基礎断熱・気密~床合板貼り
「こがねの家」の現場はどんどん進んでいます。ブログが追い掛けています(笑)基礎完成し、ここからいよいよ大工達による木工事に入ります。土台敷き~土台気密パッキン(レール120)の設置床面で断熱する床断熱工法の場合は、床下空間は外部扱い(外と同じ)ですが、こがねの家は基礎部分で断熱し、1階床下を室内空間と同じ扱いにする基礎断熱工法としています。基礎断熱としなければ、床下暖房時に床下空間の温度を保つことがで...
基礎工事|型枠組立て~コンクリート打設(ベタ基礎一体打ち)
前回からの続き、「こがねの家」の基礎工事を工程を圧縮しながら解説。型枠組み今回のベタ基礎は、基礎のベース部分と立ち上がり部分を一回で打つ”ベタ基礎一体打ち”。通常はベース部分(平らな部分)にコンクリートを流して固めてから、改めて立ち上がり部分に型枠を組んでコンクリートを流すという2工程ですが、ベタ基礎一体打ちの場合、その工程を1回で済ませるため、立ち上がり部分の型枠も予め組み上げます。通常であればベ...
基礎工事|鉄筋組み~配筋検査
「こがねの家」の基礎工事も後半に差し掛かります。前回同様、時間を短縮して工程を追います。鉄筋組み前工程で捨てコンが終わり、基礎の底盤部分が山、谷と凸凹に仕上がっているのが見えます。基礎の構造としては、平らな部分がスラブ、低い部分が梁の役割を果たす部分になります。当社では全棟で構造計算(許容応力度計算)をしていますので、基礎の断面やスラブの厚さ、配筋全ては構造計算に基づいて決定しています。(実は曖昧...