ウッドデッキと布団掛け|無垢の風合いと耐久性を両立するエステックウッド
「弁天橋通の家」の外回り木工事はウッドデッキと木製フェンスが主です。ウッドデッキやフェンスに使われる材料の主流は、メーカー既製品の樹脂成型品やアルミ製品。確かに耐久性の面では無垢の木よりも耐久性や寸法安定性は高いと言えます。ただ、手触りや風合い、時間経過による味という面で褒めるには今一ついいところがない。硬く、無機的で古びても“古美る(ふるびる)”ことがない。常日頃からそんな価値観で材料選びを考えて...
オープンハウス(完成見学会)開催のお知らせ|弁天橋通の家
記事告知が遅くなりましたが、この度建て主さまのご好意により完成見学会を開催させていただきます。「弁天橋通の家」オープンハウス(完成見学会)のお知らせ■開催日時 : 9月28日(土)、29日(日) 10:00~16:00■開催場所 : 新潟県新潟市中央区(詳細は別途ご案内)※見学は勝手ながら事前申込制とさせていただきます。ご希望の方は、当社web問い合わせフォームから「弁天橋通の家見学希望」と明記の上、お名前、返信連絡先、...
左官職人が作る壁|塗り壁仕上げ材ゼオライトエコナ
「弁天橋通の家」の壁の仕上げ材は塗り壁。左官職人が金ゴテで壁一面づつていねいに仕上げます。機能する壁「ゼオライトエコナ」使う塗り壁材は当社では定番の「ゼオライトエコナ」。珪藻土を主原料に、鉱物のゼオライトを配合させた塗り壁材。左官仕上げの自由な表現力と自然なテクスチャ。そして、機能面でも材料の多孔質性を活かし、調湿効果、脱臭効果もある“機能する塗り壁材”。キッチン上の天井だけは、内装制限の関係でシナ...
造作キッチン+タイル貼りができるまで|造作キッチンの特徴
「弁天橋通の家」のキッチンはシステムキッチンではなく、大工造作で造る造作キッチン。造作キッチンの特徴キッチンというと今やメーカーのシステムキッチンが主流。造作キッチンは多機能という面ではシステムキッチンには及びませんが、以下に書く設計自由度の面ではシステムキッチンより優位性があります。(1)自由なキッチン構成一品生産のフルオーダーなので、使う人の“必要“に応じてキッチンの形状やキャビネット類やビルト...
木の仕上げは実は奥深い|家づくりは常に進化していく
いつもお世話になっている自然塗料を扱うプラネットジャパンさんが来社。オイルや自然塗料など、当社でも定番で使わせてもらっています。定番は定番として、もうワンステップ、仕上げをステップアップさせたい。具体的な木部の仕上げの質感を相談しながら、色々とレクチャーを受けました。いやはやこれが奥が深い。木を活かした仕上げ私は木部仕上げの根本的な考えとして、「着色による極端な色付け」や、「塗膜ガチガチの木材保護...
竣工写真アルバム 坂井の家リノベ|ディテール編
前回「竣工写真アルバム 坂井の家リノベ|ビフォーアフター編(2)」の続きで、今回は細部のディテール編造作家具:テレビボードテレビボードは大工が造る造作家具。家具工事と比べ、壁や床などと遊びなく建築一体で作ることができるのが特徴。また、既製品の持ち込み家具と違い、空間にマッチさせた素材の選択ができるので部屋の中での馴染みもいい。こうした大工造作の家具は、家具職人の仕事ほど複雑な加工はできませんが、シ...
竣工写真アルバム 坂井の家リノベ|ビフォーアフター編(2)
前回「竣工写真アルバム 坂井の家リノベ|ビフォーアフター編(1)」の続きで今回はビフォーアフター編(2)。ゆとりある洗面脱衣室へ元々の洗面脱衣室は1坪にも満たない空間に、洗面化粧台や洗濯機が置かれ十分なスペースとは言えませんでした。そこで間仕切りを大幅に変更し、1.3坪と拡大。合わせて併設する古い浴室が5尺×6尺(0.8坪)と昔ながらの小さなサイズでしたので、そこを1坪のユニットバスへと拡大する関係で壁が押...
竣工写真アルバム 坂井の家リノベ|ビフォーアフター編(1)
写真掲載が遅れましたが、完工しました「坂井の家リノベ」の竣工写真をアップします。既存建物を改修するリノベ工事ということで、改修前と改修後をビフォーアフター写真として公開。写真掲載以外にも工事項目はありますが、リビングや水廻りを中心に掲載します。並列で並べた写真は全て同じアングルから撮影しているので、ビフォーアフターの様子も分かりやすいと思います。写真点数が多いので、ブログ記事を3回に分けて順次解説...