今の現場状況から1週間程遡った頃の写真です。

今では内部造作工事も進み、間仕切り下地も完成しこうして2階夫婦室の横長窓に正対してカメラを向けてもファインダーに収まりきらず、私のカメラCaplio GX100のレンズを広角側24mmに最高に振ってもこの画は撮れません(汗)

080423横長窓


という訳で、このブログとしては最後の正対写真という事で載せました(笑)

この立ち位置は隣の子供室からなので、手前に見える柱の位置に間仕切り壁が立ちふさがりここまで下がれないのです(苦笑)
現実に夫婦室に身を置き、人間の目というレンズを通せば視界一杯にこの窓が広がるのですが、カメラの画角の限界です。

人間の目の画角(視野角)は、見る対象によって無意識ですがかなり大きく変化しています。
時にそれが都合良くもあり、悪くもあるのですが、こうしてカメラという道具を使って伝えようと思うと中々限界があります(苦笑)




以前の記事で同じく室内から横長窓を写したことがありました。
見比べるとわかりますが、以前にはなかった化粧筋交いが取り付いています。

意匠的には筋交いが無い方がスマートなのですが、建物のバランス計算上耐力壁がないとNGとなってしまうので筋交いを化粧材として使っています。
耐力壁に合板ではなく筋交いを選択し、両袖のサッシを滑り出し窓としたことで光と風が抜けるようにしています。

以前の記事の中でも触れましたが、構造安全性を確保しながらこの両袖に付く筋交いを無くす事もできます。

ただし、その場合は通常の木造でやられている計算よりももう少し複雑な構造計算を行い安全性を確認する必要があります。(許容応力度計算の詳細設計法という計算方法)

何事も”費用対効果”なのですが、構造計算に時間とコストを掛けることが可能であれば設計的には実現できます。
私の経験上、このままのプランと仕様でも詳細設計法に載せれば十分筋交いを外す事ができる構造的ポテンシャルは持っているとは思うのですが、広く木造でやられている一般的な計算方法では計算上の制約が大きく、結果このような”お姿”となりました(汗)

その他にも、この目障りな(笑)筋交いを無くす方法としては、ここ数年で木造の世界でも徐々に施工実績が上がってきた木質系の門型フレームを使うという選択肢もあります。

・・・と、また終盤になるにつれ話がディープな方向に向かい始めたのでこの辺で(笑)


建築設計に限った事ではありませんが、問題の解決方法というのはいく通りもあるものです。
大切なのは、置かれ状況を鑑み最適解を見つける事だと思います。



新潟市西区坂井にて「坂井の家」を含む2区画を分譲中。
ご興味のある方には詳細をご紹介いたします。
当ブログの問い合わせフォーム、メール、電話またはFAXにてお問い合わせください。

■設計・施工:株式会社山口工務店
■問合せ先:TEL 0250-62-0318
        FAX 0250-62-7977
        E-mail yamahome@chive.ocn.ne.jp
Secret

TrackBackURL
→http://yamahome.blog96.fc2.com/tb.php/19-784d1942