YaMa_Home blog -新潟木の家 自然素材の注文住宅-

自然素材とテクノロジーを匠が活かす。心地よいデザインと高い断熱・構造性能を目指して・・・山口工務店

竣工写真アルバム - その4 -

間があきましたが「百津の家」竣工写真アルバムの最終回、その4の内観写真として主に細部の設備や仕上げについて話を進めていきます。



YAM090824_132_web_2.jpg
玄関脇に併設したシューズクローク。

独立した室として設けている事と一覧のし易さから棚には扉は設けず、床から天井までフルオープンの収納棚としている。

靴の他、コート類も収納できるようコートハンガーも組み込んであり、雨具や冬場のコートはこの場で支度できるようにしている。
棚板は自由に位置変更ができるようにし、住まい手の使い勝手に合わせて変更していただける。

シューズクローク全体はシナランバーコアを使用し製作し、オイル仕上げとしてシナの柔らかな木目を生かした仕上げとしてる。




YAM090824_184_web_2.jpg
階段室の手摺。

住宅の部材としてはあまりにも当たり前すぎる存在の”手摺”だが手摺の存在一つで階段室の趣きが大きく変わる。
室内の仕上げとの調和を意識しながらあくまでも控えめな意匠に。
材にサザンイエローパインを使うことで手に触れた時の適度な柔らかさと、手摺に高さを持たせることで触れた時の安定感も感じる。

材料を選定し、こちらの意図する形状に加工し取り付ける(過去エントリ参照)。こうした造作は大工技能に頼る部分が大きく、既成品を使うより手間はかかるが仕上がりは人の手が掛かった細やかさがあり質感でも雲泥の差を生む。




YAM090824_192_web_2.jpg
洗面脱衣室には置き型の洗面ボウルとミラーのシンプルな設えに。

百津の家ではコストの振り分けとして水廻りで徹底的なコストダウンを図っており、空間の質を壊さない事を意識しつつもローコストかつ、建て主が希望する飾らない洗面台として形にした。




YAM090824_193_web_2.jpg
雑多とした物品を納めるための納戸。

リビングに併設して設け、2階に続く階段下スペースを利用しながら納戸を設けてある。
わずかな空間であるが納戸の奥は洞穴状になっており、階段下のスペース全てを使い切っている。




壁や天井の仕上げは左官工事による「ゼオライトエコナ」左官仕上げとしており、その左官壁のテクスチャ。

YAM090824_220_web_2.jpg

現場で材料を練り、職人の手により一面、一面ていねいに仕上げられた壁は光を受けるとヒューマンな揺らぎをもった独特の風合いを生み出す。

光源の関係から実際とこの写真とでは少し色合いが異なるが、全体の印象はやわらかな風合いに仕上がっている(過去エントリ参照)。
室内において壁と天井が視覚的にも一番大きな面積を占め、人の感覚にも大きな印象を与える。(床は実面積は大きいものの、家具やラグなどが置かれ視覚的な印象を左右する露出面積は控えめとなる)

また、ゼオライトエコナはそれそのものが呼吸をし脱臭機能などを有するので”働く壁”としても期待でき、家にも人にもやさしい仕上げ材である。


・写真:村井勇/アトリエラボン

≪竣工アルバム - 百津の家 -≫
外観写真 - その1 -
外観写真 - その2 -
内観写真 - その3 -

■設計・施工■
株式会社山口工務店
■問合せ先■
TEL : 0250-62-0318
FAX : 0250-62-7977
E-mail : yamahome@chive.ocn.ne.jp
blog左下のメールフォームからもどうぞ
関連記事

0 Comments

Leave a comment