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暴露試験 6ヶ月経過 -ウッドステインクリアープラス-

昨年、日本オスモさんが新発売した屋外木部用クリアー仕上げ塗料「ウッドステインクリアープラス」。
当社では塗料見本をいただいて屋外暴露試験(屋外に自然の状態で放置し変化を観察する)を継続しています。

昨年12月末で丁度暴露開始半年が経過しましたので経過報告としてエントリします。
(半年経過した昨年末、経過時間をうっかり忘れスルーしてしまうところでした、更に記事化が今(汗))



6ヶ月経過した時点で撮影した試験片の状態を以下に示します。
(一番上の材は比較用としてウッドステインクリアープラス塗装品を屋内(自然間接光有り)に保管していたもの)

R0019230_2.jpg

試験開始当時の写真と比べてもらうとそれぞれの変化がよく判ります。

※上のリンクに掲載している写真は1回塗りの時なので、クリアー塗装ですが2回塗りによって試験開始時にはもう少し色が乗っていたと想像してください。あとは撮影時の天候が違うので写真の状態が完全にその材の状態を表しているわけではない事をここに書き添えます。←こういうのは難しいですね(苦笑)
他にも記録写真がありますので興味のある方は個別にお問い合わせください。



3種類の試験片の表面状態を以下に示します。

3品比較_文字入り

3種の外観を比べると色変化と表面質感の変化が判ります。

これは太陽光(主には紫外線による影響)と雨水による影響が大きいわけですが、ウッドステインクリアープラスを塗装した材も暴露開始したころよりも表面の光沢感が失われ塗膜が落ち始めているのが判ります。

無塗装品では角部分などにわずかに黒カビが発生し、材の木口から中央部にかけて表面に割れが見えます。
これは表面に塗膜がないので水分を吸い膨れ~乾燥収縮を繰り返すことで材が動いた影響だと思われます。

また、無塗装品では早材(白い部分)がヤセ、晩材(赤い部分)が残るという表面凸凹状態に変化し始めています。時間経過した木材特有の表情ですね。
本論から少し離れますが、木材はミクロレベルで見ると小さないストローが束状まとまりながら成長していきます。
そのストローは専門用語で”道管”などと言われますが、早材部分は春から夏にかけて元気に成長した太いストロー。晩材部分は夏から秋に成長した細いストローの塊。この違いが年輪となり、材の硬い柔らかいになって現れます。



下の写真は別の日(雨上がりの朝方)に撮影したものですが、6ヶ月経過しても塗装品の方では雨水が撥水しているのが判ります。まだ塗膜がしっかり機能している証拠です。

R0019400_3.jpg

無塗装品は水を吸っているので表面は湿っている状態。また水分の浸透による重量増が明らかで、塗装・無塗装品を手に持って比べればその違いは歴然。

まだ暴露開始半年ですが、徐々に違いが現れ始めています。
塗料の評価は最低でも2~3年程度は観察しないとなんともいえません。
今後も変化を追っていきます。←忘れないように

<過去エントリ>
・2009.06.26 暴露試験開始 -ウッドステインクリアープラス-

■問合せ先■
株式会社山口工務店
TEL : 0250-62-0318
FAX : 0250-62-7977
E-mail : yamahome@chive.ocn.ne.jp
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