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木材耐久性アップの勘どころ

加工場での加工も終わり、いよいよ木製サンルームの現場建方が始まっています。

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木製サンルームは木をそのまま屋外に露出するため耐久性の面でも一工夫。特に水分の影響を受けやすい足元にひと手間かけました。

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束石やコンクリートの上にそのまま乗る柱や束の木口(こぐち)に防水テープを貼ります。(黒っぽく見るのが防水テープ)
普通はここまでしないのが殆どだと思いますが念には念の措置です。

柱の木口はちょうど木を横からばっさり切った部分で木材の導管が露出しています。木の構造はストローを束ねたような構造をしていて、山に生えている時はそのストローの中を通って水分を根から枝先へと送っています。
(木の脱線予備知識は→こちらから)
そんな構造をしているので柱の木口は水を吸いやすく、塗料などを塗る時も木の断面だけ塗料のを沢山吸うのはそのためです。

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外部に使われる木で一番早く腐朽が始まるのはこうした木口などの部分からです。皆さんもどこかで外にある時間の経った木製品が端の方からボロボロになっているのを見たことがあると思います。理由はこうした木の構造上の特長からきています。

出来てしまえば全く見えなくなる部分ですが、耐久性アップは足元から!と地味に手間を掛けています(苦笑)
サンルーム完成後、建物本体にベベルサイディングを貼り終えた後にはサンルームも含め木部分全体に木材保護剤「ウッドロングエコ」を塗布して完成となります。

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工事は既存あったテラス屋根を撤去して始めましたが、製作するサンルーム部分は1間×2.5間(約1.8m×4.5m)。完成すれば今まで以上に広く使えるテラス空間になる予定です。


■設計・施工■
新潟木の家 自然素材とテクノロジーを匠が活かす|山口工務店
■問合せ先■
TEL : 0250-62-0318
FAX : 0250-62-7977
E-mail : yamahome@chive.ocn.ne.jp
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- 2 Comments

相模 (オガスタ新潟)  

どうなんざましょ?

束石からの水の浸入が無いということであるのか?
はたまた それによって 木が蒸れるのか?
上からの水が下に抜けないというのか?

結果がどうでるのかよく分かりません。
よく 化粧だるきの小口が白いのは 胡粉ということですが
吸い込みを減らしつつ呼吸はさせているかんじ。

雨がかりを減らす。 呼吸性。 キシラとか 9371とか ケミカルな処理。
まずは この3条件でしょうか。 

2010/05/27 (Thu) 17:51 | EDIT | REPLY |   

masakazu  

相模さん

確かにやみくもにビニールハウス的に追おうと水分の逃げ場が無くなり、逆に水分が蓄積~腐朽促進と出始めの誤った高気高断住宅の壁の中と同じ末路に。

今回の場合は特に雨掛かりの場所でGLからの離れがとれないという条件だったので、束石と束の間に挟まれた部分の水分乾燥の遅延を心配しました。束の裏は積極的に乾燥が進む場所ではないのであえてシールして水分を入れない方法を選んでいます。

木が腐るメカニズムは水分、栄養、酸素、温度の4条件の足並みがそろった時。屋外放置する木である以上どれも避けられないですが、水分の影響はコントロールできます。木を水分から遠ざけるか濡れてもすみやかに乾燥する仕組みのどちらか。
束の木口をケミカル処理をしてもいずれその効果は無くなる。しかも束の裏は持ち上げない限り再処理不可能。今回のケースはシールがベターではないか思います。

どなたか農学系研究者で今回のディテールでの耐久性比較データもっておられないだろうか。。

2010/05/28 (Fri) 14:03 | EDIT | REPLY |   

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