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天井・壁の断熱気密工事

「百津の家Ⅱ」断熱工事。

住宅エコポイント対応、次世代省エネ基準対応とするための基本的な断熱気密仕様は以下の通り。

・天井:GW16K(24K相当品)100mm+室内側防湿フィルム貼り
・壁:GW16K(24K相当品)105mm(室内側のGWの袋が厚手となっており断熱材の内側の防湿フィルムは省略可)
・床:押出法ポリスチレンフォーム第3種65mmを大引き間に施工+床合板で気密処理

壁と天井では種類の違うGW(グラスウール)を使用します。壁も天井と同じGWを使って防湿フィルムを貼り気密層を作ることもできますが、今回の方法であればコンセント周りは通常通り(気密コンセントボックス不要)で気密部材の材料費や施工手間をトータルで考えると今回の方法が最もコストを押えて性能も確保できると考えています。

その他として、使う材料以外で性能担保のために必要なのが”ていねいな施工”。(GWの場合は特に)



天井の断熱気密の手順は、
 1)通常通り野縁(天井下地材)を組む
 2)野縁の上にグラスウールを敷き込む(隙間が生じないよう注意していねいに)
 3)野縁の下に防湿フィルムを貼る(フィルムの厚さ0.2mm以上)
 4)防湿フィルムは下地のあるところをまたいで継ぐ。フィルム同士は気密テープ処理

R0020997_天井防湿フィルム貼り



壁は防湿フィルム省略可の袋入りグラスウールを使用していますので柱(間柱)間に通常通り施工(写真左上)。
袋入りグラスウールは耳付き(ビニールのヒダが四周に付いている)なので、柱や間柱の上に覆いかぶせるように留め付けます。

また、今回の仕上げがシナ合板の目透かし貼りなので、壁と天井面は防湿層を作ってからもう一度下地を組みます。(写真左上、右上ではしご状に木枠が見えるのがそれ)
壁の防湿層はグラスウール室内側の袋面になります。グラスウール同士の継ぎ目は今回の様に胴縁など上から挟みつけてしまう場所では気密テープ貼りを省略できますが、中間で挟みつけられない部分のみ気密テープでジョイント部分を気密処理します。

R0020989_壁断熱工事

(写真左下)窓の開口部周りも隙間なく断熱材を入れ、気密層も連続させる。
(写真右下)壁と床の取り合い部分では、断熱材の防湿層となるフィルムのヒダを床面まで伸ばし、仕上げ材と下地合板との間で挟みつけます。(邪魔だと思ってこのヒダを切ってはNG)



勾配天井も下地を組んだ後、断熱層、気密層を隙間なく連続させていきます。

R0021093_断熱工事

断熱気密のやり方(工法)は数多とありますが、限られた予算の中でコストパフォーマンス(性能と価格)を引き上げるにはこのやり方が最適です。
ただし、グラスウールを使った断熱気密工法の場合は、目に見える資材のチョイスの他に”確実・ていねいな施工”とそれを担保するための現場管理が絶対条件です。
そんな性能確保の勘どころもありますので、パネル構法など他の断熱気密工法を採用する時以上に我々も職人も気を使います。

コスト(予算)と断熱構法とで折り合いを付けるのはいつも悩ましいところです。


■設計・施工■
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  • 2010.08.26 (Thu) 23:51 | YaMa_Home blog
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