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気密測定の実施

昨日、気密測定を行いました。

「坂井の家」は高気密高断熱仕様で設計していますのでの省エネ性能については、普通の住宅とは一味(一肌?)違う快適なレベルになると思っています。

高気密高断熱の一要素、”気密性能”については、図面や計算だけでは性能を確保することができません。
例えば断熱性能であれば、断熱材の種類や厚さ、そしてそれをどのように施工するかを踏まえて、机上の計算で断熱性能レベル(指標としてはQ値(熱損失係数)が一般的)を算出することができます。

しかし気密性能については、予めどのように気密工事を行うかの計画はできても、現場での施工品質(仕事のていねいさ)によって性能の善し悪しが大きく左右されます。
つまりは住宅の気密性能は”測ってみないと本当のところは判らない”のです。
(施工側も熟練すれば自分たちの作るものがどれ位の気密性能になるかは予測はできます。とは言え予測は予測です)

(むむ、今回の記事はマニアックになる予感・・・)

080617気密測定


そんな予測を確信に変えるため(笑)「坂井の家」では気密性能を測定する”気密測定”を実施しました。

前置きが長くなりましたが結果のご報告を・・・測定の結果、気密性能は

  C値(相当隙間面積)= 0.3 cm2/m2

気密性能としては素晴らしい性能ですね!(自画自賛)・・・・おっと、↑この数字だけをみて性能の高さがわかった方はかなりの高気密高断熱オタクかその筋の業者の方です(苦笑)



・・・簡単に分かるように説明します。(長編覚悟!) 気密性能(C値:相当隙間面積)の基準値は、次世代省エネルギー基準の中で定められており、日本を北から南でⅠ~Ⅵ地域に分け、

 ・Ⅰ、Ⅱ地域 : 2 cm2/m2以下
 ・Ⅲ~Ⅵ地域 : 5 cm2/m2以下

とする事となっています。

<補足(C値の意味(理系向け))>
C値の単位(cm2/m2)から読み取れるとおり、”床面積1m2当たり何cm2の隙間があるか”という事を示しています。
C値=0.3cm2/m2ならば、床面積1m2当たり0.3cm2だけ隙間があるということになります。
<補足終わり>

「坂井の家」が建つ新潟市は地域区分でいくとⅣ地域になりますので、5cm2/m2以下をクリアすれば基準的にはよろしい・・となるわけです。
(やっとここで比較対象の数字が出来てたので「坂井の家」の”0.3cm2/m2”の優秀さが感じ取れると思います。あ、書き忘れましたが気密性能の数値は小さい方が優れています)

ここまで読んでると「それじゃ新潟市なら5cm2/m2をちょっと下回れば十分では?」という疑問が出来てきます。
いいところに目を付けました!ん~実はそうではないのです。実は省エネ基準の気密性能はそれ程厳しいものを要求していません。ようはハードルが低いのです。
ていねいに高気密高断熱住宅を造っておられる方であれば基準値をクリアするのはそう難しいことではありません。

もう少し深く突っ込むと、実際は2階建ての高気密高断熱住宅で24時間換気を十分に発揮するためには1cm2/m2くらいを目標にしたところです。(←この理由を書き始めるともっと長くなるので割愛!)



気密性能のレベル(=C値)は、建物の形状、建てる工法、施工レベルによって大きく左右されますが、私の経験からこの「坂井の家」と同じ工法で建てた場合のC値は概ね1~2cm2/m2くらいです。(中には1cm2/m2を切るものの勿論あります)

また、C値と気密施工の関係から言っても1cm2/m2はわりと大きな壁で、1を切るかどうかが一つの壁、さらに0.5cm2/m2を切るにはまたもう一つの壁があります。

だいぶ長文になりましたが(汗)要は今回のC値=0.3cm2/m2というのは我々施工側からしても胸を張って喜べる性能です♪

最後にC値が優れていることの住宅としての効能を・・・

 ・換気が上手く働きます(計画換気)←この恩恵が非常に大きい
 ・換気のショートサーキットが無くなります
 ・断熱性能を補完します
 ・壁内結露の危険が減ります
 ・遮音性が向上します←なかなか体感しづらいですが

ぱっと見は断熱性能と気密性能は無関係のように思われがちですが、本質的には両者は車の両輪のようなもので、切っても切れない関係で両方の性能が伴って初めて高い温熱環境となります。
このことを最後に書き添えた上で今回の長編&マニアック記事を終わらせたいと思います(苦笑)


(これでも出来るだけ噛み砕いてソフトに書いたつもりです・・・(苦笑)セーブしなければもう10倍は書けます(笑))



新潟市西区坂井にて「坂井の家」を含む2区画を分譲中。

◆6月28(土)、29(日):「坂井の家」オープンハウス開催。
詳細は案内資料が完成次第、web・blogにてご案内いたします。

オープンハウス当日は混雑が予想されます。
駐車スペースの関係上、また限られたスタッフでの対応のため、事前予約をされた方は優先的にご案内させていただきます。
希望日時、参加人数、連絡先を明記の上、当ブログ問い合わせフォーム、メール、またはFAXにてご予約ください。

■設計・施工:株式会社山口工務店
■問合せ先:TEL 0250-62-0318
        FAX 0250-62-7977
        E-mail yamahome@chive.ocn.ne.jp
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