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家づくり(新築住宅)を思い立ったら最初にすべきこと(2)

前回(1)からの続き。(←初めての方は最初のこちらから)

前回話した”現状把握”と”未来予想図”をリスト化した「設計要望書」。これを住宅として具現化することが建て主にとっての最終ゴールで理想形なわけですが、もう一方で事前に把握しておかなければならないのが「資金計画」、お金の話です。

分かりやすく山登りに例えると、

 ・設計要望 → 登りたい山(こんな山に登りたいという希望)
 ・資金計画 → 体力測定(建築資金)と、登頂までの体力配分(月々返済額)

自分たちの夢が詰まった設計要望という山の登頂ゴールを目指してこれから進むのですが、その前にそもそも「その山を登り切る体力を持ち合わせているのか?」という体力の把握が必要です。

具体的には、自分たちが幾ら金融機関から借入ができ、自己資金も含めた建築資金が用意できて、月々どれくらいの返済になるのか。そしてその住宅ローン返済が自分たちのライフスタイルの中で無理の無いものなのか。
このように建築資金の把握(体力測定)と、現実的な月々返済額を把握(山登りのペース配分)することが「資金計画」。

登りたい山を途中で息切れすることなく、身体の負担にならないように己を知る”身の丈把握”が必要です。

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資金計画


単刀直入に言うと、必要な建築資金が用意できなければどんなに希望しても家は建ちません。

数千万の住宅をキャッシュで購入できる人は極々限られた方のみで、大半の方は住宅ローンを組み、30年前後かけて返済していくことになります。
建築資金の内訳としては、基本は金融機関から資金調達(住宅ローン)、そこに個別ケースで自己資金や親からの資金援助が加わり全体の建築資金となります。

この段階で、建て主として把握できくなるのが「金融機関から資金調達」。つまり幾ら借りられて、幾らの返済になるの?という話。
ポイントを整理すると、

 ・いくら借りれるか(借入総額)
 ・どれくらいの返済になるか(月々いくらの返済で何年掛かるか)

そして、ここで重要になってくるのが、

 ・精度の高い資金計画

この一点に集約されます。このただ一つですが、建築計画の段階で建物本体よりも重要な計画になります。
というのも、ここで見通しを誤ると後々思わぬ出費が生じたり、ライフスタイルの変化と共に変わる家庭内の会計収支バランスが破たんする恐れもあります。

資金計画の内訳


資金計画は「総予算」と「返済計画」に分類できます。

 ・総予算:土地購入費+建物本体工事費+付帯工事費+諸費用
 ・返済計画:住宅ローンの月々返済額+生命保険料+火災保険料+各種税金

これだけみると「土地や建物の価格を決めるのが先ではないか?」と思うかもしれません。しかし現実を踏まえ、効率よく進めていくには「返済計画」が重要。

つまり、超現実的に考えると、家庭内会計収支に対して月々返済額に無理のあるようではどんなに素晴らしい住宅も絵に描いた餅。住宅ローン返済額を自分の身の丈(所得)とシンクロさせることが最も大切なのです。

まとめ


資金計画の内訳を精度高く把握するのは建て主には現実無理でしょう。専門性が要求されるので現実には住宅会社などの専門家に依頼する必要があります。

実際に我々がお話しを伺って資金計画をしてみると、所得水準によっては希望する借入が難しいというケースもありますが、意外と建て主が想像するよりもゆとりある資金構成になることもあります。
こればかりは完全個別対応になりますので、資金計画も信頼のおける住宅会社などに相談するべきです。間違っても資金計画なしで住宅プランの提案を受けたりすることがないように。登頂できず途中下山で遠回りという残念な山登りになるだけです。


設計要望もまとまり、山登りのための自己体力の把握(資金計画)ができれば、あとは好きな山を探し、安心して登山に出掛けるだけです。
家づくり(新築住宅の建築)という、楽しい山登りができることをお祈りしています。

<関連過去エントリ>
2011.03.08 家づくり(新築住宅)を思い立ったら最初にすべきこと(1)


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- 2 Comments

オーガニックスタジオ新潟の相模  

要望書の整理よりも、コチラの方が先にすべきことでしょうね。次に要望の整理。
資金から逆算で建物のボリュームや形状と仕様を想定して設計していけば、資金超過を防げる。
この領域は当然住宅屋でなければできませんし、精度の良し悪しは経験値が必要ですね。

2011/03/11 (Fri) 04:45 | EDIT | REPLY |   

masakazu  

相模さん

土地販売の専門家、建築設計の専門家、金融の専門家どれをとってもその専門分野だけでは話が終始しない。
資金計画は総合設計なので、全体を知っている我々が最も適任でしょう。

2011/03/11 (Fri) 13:14 | EDIT | REPLY |   

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