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新潟の液状化危険度分布と、液状化の判定方法

東日本大震災では、千葉方面で深刻な液状化に見舞われました。

私が住む新潟も、古くは新潟地震で液状化の被害が大きく、そんな過去の経験から新潟県民の多くは「新潟は地盤が悪い」「地震が起きると液状化する」というのが半ば記憶に刷り込まれている程。

それでは新潟の液状化被害想定は、どれ程のエリアで、どれ程の危険性が示されているのかを調べてみました。

現在ある被害想定資料は、内閣府(防災担当)がまとめた「中央省庁業務継続計画」の中にあります。
この中に「都道府県別地震被害想定概要集」があり、都道府県別で地震被害想定の概要がまとめられています。
その中から新潟県の液状化危険度分布図を抜粋。

液状化危険度分布図(新潟県)


液状化危険度分布図_新潟

 出典:3 都道府県による地震被害想定調査結果(概要) - (15) 新潟県(内閣府)


これは下越地域の断層で地震が起きた場合の想定です。
液状化の危険性が高いエリアは、断層を中心に周辺の全エリアが「液状化の危険は極めて高い」エリアとなっています。

これだけ見ても新潟は地盤が悪いという過去の経験が確かなものであることが分かります。

液状化危険度マップNAVI


先程の内閣府のサイトは、いかんせん情報過多でトップページから先程のページにたどり着くのはまず不可能な位に迷宮で分かりにくい。
そんな方向けに、各都道府県の液状化危険度をまとめたサイトがこちら。

 ・液状化危険度マップNAVI

最終的にたどり着くPDF資料は同じものですが、こちらは液状化マップに特化しています。
マップNAVIの都道府県別メニューから自分の都道府県を選んで資料にダイレクトに飛べるので便利。

液状化危険度の判定方法


最後に、建築的に地盤の液状化判定をするにはどのようにすればよいのかを解説。工学的な話にはならないようになるべく分かり易く。

液状化が起きる際には3つの条件が必要です。

<液状化の条件>
 ・地下水位が高い
 ・土質が砂地盤である
 ・砂が緩く堆積している


この3つが揃い、地震動などの揺れが加わると液状化が起きます。

乱暴に言うと、新潟は全体がこのような性質の地盤の上にあるので、先程のような被害想定で真っ赤に塗りつぶされてしまいます。

確実な液状化の判定方法は、ボーリング調査をし、建築地の地盤を直接採取し試験するのが最も精度が高いのですが、戸建住宅の規模ではコストと時間が掛かるので現実的には行われていません。

現実的な方法としては、

<手軽にできる方法>
(1)液状化危険度予測マップなどの公開資料を活用
(2)現地の地形、周辺環境から液状化の危険性を予測
(3)古地図などから建築地が過去どのような場所であったかを確認

<少し専門的な方法>
(1)三成分コーン貫入試験を実施


三成分コーン貫入試験であれば液状化判定に必要な地下水位、土質、砂の締まり具合の3要素をボーリング調査に比べれば安価に推定できます。(費用の目安は10~15万程度)

(参考)
地盤の性質を調べる方法で戸建て住宅で最も行われているのが、スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)。(費用の目安は3~4万程度)SWS試験では、地下水位、土質を直接求めることができないので液状化を判断するには難しい場合が多い。


いずれの方法にせよ、地盤の性質を適切に調査した上で、地盤に見合った必要な地盤改良、そして基礎構造とするのが重要です。


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