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長期優良住宅の第一関門(技術的審査)

今月末まで受け付けが延長になった平成23年度 木のいえ整備促進事業。いわゆる長期優良住宅への補助金事業なのですが、「こがねの家」ではこれになんとか滑り込むべく怒涛の申請手続きに入っています。

今回は「地域資源活用型対象住宅」として申請しますので、交付決定となれば120万円の補助金がもらえます。

長期優良住宅 技術的審査申請図書の作成


そして先日、第一関門(いくつも関所があります)の評価機関への技術的審査依頼を済ませました。ここでは長期優良住宅の基準に適合しているかの書類審査となります。
その時に提出した書類がこれ。

申請書類DSC_2139

正本と副本の2セットなのですが、2ファイルで1セット。

厚い方は構造計算書で280ページあります。両面コピーでもこの厚さです。構造計算書を正副2セットコピー機で印刷していると、知らない社員からはなんでこんなに印刷するんだと怒られます(笑)
木造住宅の場合、いわゆる仕様規定の壁量計算と4分割法のバランスチェック、柱頭柱脚の金物検定(N値計算)ですとたった3、4枚で終わりますが、構造計算するとページ数が100倍に膨れ上がります。
計算する方も大変ですが、コピー機もうなってます(笑)



2階建て程度の木造住宅であれば、法的には先程書いた3、4枚で済む仕様規定の計算ルートでもOKです。何故簡単にしているかというと理由は単純です。大雑把に説明すると、木造住宅を建築する業者はハウスメーカーから一人大工までいます。難しい計算方法を義務化してしまうと、造る方がお手上げでそもそも家が建たなくなるので、昔から仕様規定の方は算数ができれば計算ができるようになっています。その代わり、計算結果は安全側であり、大雑把、ある領域ではグレーゾーンを含んでいるのですが、それも認めましょうということになっています。

一方、構造計算は性能規定のルートになり、許容応力度計算という計算をします。
簡単に説明すると、実際に台風や地震、積雪によって建物に加わる力(これを外力といいます)を正確に建物に入力して、その外力に耐えうる骨組み(柱梁の断面や組み方、接合方法)を決めて、筋交や合板などの耐力壁を決める、基礎の断面や鉄筋量を決めていきます。
ページ数が300ページ近くになるのは、こうした全ての力を拾って、全て数値化して安全性を確認しているので、どうしてもこれだけの量にはなります。

構造設計をする上で、どちらが精度が高いかというのは言うまでもありません。

申請図書の内訳


そんなわけで、本来はメインのはずの申請図書ファイルが薄っぺらく見えますが、一連の申請書類の内訳を列記しますと、

・長期優良住宅建築等計画に係る技術的審査依頼書
・委任状
・長期優良住宅建築等計画認定申請書
・設計内容説明書
・維持保全計画書
・付近見取り図
・配置図兼排水経路図
・仕上表、仕様書
・平面図
・床面積求積表
・立面図
・矩計図
・基礎伏図
・各階伏図
・Q値、μ値計算書
・構造計算書
・添付資料

もう途中読み飛ばしですね(笑)要求する方も要求する方ですが、よく作りました。
要求される図面類で特別な種類のものはありませんが、普段の図面プラスアルファで長期優良住宅で要求されている情報の記述が求められます。
あとは質疑事項に対応しながら、一刻も早く適合証をもらい、次なる第2関門の認定申請へと走ります!


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