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自然素材とテクノロジーを匠が活かす。心地よいデザインと高い断熱・構造性能を目指して・・・山口工務店

構造材の材料検査

「こがねの家」で使う構造材の材料検査を行いました。

R0024114_構造材材料検査

こがねの家は長期優良住宅の中でも「地域資源活用型」という枠に該当します。
地域資源活用型は、通常の長期優良住宅の基準にプラスして産地証明などがなされた地域材(今回は地元新潟の”越後杉”を使用)を一定以上使用するなどを条件に、補助金の割増しを受けることができます。

当社では、地元で育った木で家を造り、地産地消に貢献したい。そして地元林業の活性化にも繋げたい。そういう想いから越後杉を構造材の標準仕様としています。

材料検査


この日はプレカットもお願いしている地元の製材所で、加工前の材料の状態を確認する作業。
乾燥炉から上がって乾燥が済んだ材料たちを使う場所を確認しながら材料検査を進めていきます。

R0024100_構造材材料検査

越後杉(正式名称:越後杉ブランド認証材)は、新潟県が定めた品質と性能基準を満たす材料として、JAS規格の杉とは別に、独自の性能データがオーソライズされています。

集成材であればかなりのレベルで品質が安定していますが、無垢材は一本一本に個性が強く、ばらつきもあります。そして乾燥の品質管理においては、杉は他の樹種と比べても乾燥がむずかしいため、乾燥が済んだ材料を前に目視で節や割れの状態も確認。

R0024098_構造材材料検査

元々、越後杉は他県の杉よりも表情がワイルド。外観上のことだけを言えば良質なものが採りづらいという地域性もあります。
そんな中で、今回の越後杉は全体的を通して問題はなし。聞けば製材所の方も気を使いって材を選定してくださったそうで、時々混じる不良材はゼロでした。関係者の方の気遣いに感謝です。

化粧柱


内部の化粧柱として使う柱も確認。

R0024102_構造材材料検査

杉の4面無節(4面全て室内で見えるので、どの面にも節が無いもの)、いつも通りの問題ない状態です。

材料交換


梁材はほぼ全て越後杉なのですが、荷重が大きく掛かり構造計算でも越後杉ではもたなかった場所には米松(べいまつ)を使用します。
越後杉は材料交換までするものはなかったのですが、米松のうちの1本が大節が入っており、これは残念ながら不合格とし交換を工場側に要求。

使用場所的に大きな軸力と曲げを受ける場所でしたので、合格とはいきませんでした。

R0024109_構造材材料検査

問題は代替の同じ断面、同じ樹種の材料が中々見つからず四苦八苦。今からでは材料を頼み直す時間もありません。

R0024118_構造材材料検査

そして、なんとか見つけました。この在庫の山の奥の奥で同断面、同樹種の米松を発見。
梁一本のために手前の材木を移動すると思うと大変そうですがお願いしました(汗笑)


全ての検品が終わり、これで万全の状態で加工に入れます。
建て前の当日になって不良材が発見されても交換が難しいので、こうした先回りの材料検査は重要です。


・「こがねの家」の完成イメージ、仕様、建物性能スペックはこちらから

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日時は11月19日(土)、20日(日)の両日かどちらかで調整中です。
告知は当社web、本blogのみとさせていただき、詳細決まり次第お知らせいたします。

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