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建具枠の加工~取付け|仕上げ品質の名脇役

外部の窓の室内側や室内建具の回りには”建具枠”と呼ばれる木枠が取り付きます。
「こがねの家」ではその建具枠は木を削って製作します。勿論、室内の扉類そのものも建具屋で製作します。
建具や建具枠は今ではメーカー既成品が流通してカタログから選ぶだけの簡単商品化が進んでいますが、大きく以下の3つの理由から使いません。

既成品を使わない理由


・我々で造る室内の仕上げ(壁や床、造作、建具類)との調和が取れない。
・メーカー既成品の殆どは無垢材ではなく、木調の塩ビシート貼りで出来ている。
・時間とともに風合いが増すことがない。むしろ劣化するのみ。

そんなことで、たかが建具枠、されど建具枠、ということで木を選び、そして加工・製作しています。

建具枠の加工


メーカー既成品などがない一昔前は、全てこのように大工が枠を削り、取付け、そこに建具屋が建具を作って納めるというものでしたが、今では家づくり全体のパイの中では少数派です。

建具枠の加工は作業場で行います。
枠の形は外部サッシ用と室内用、建具の種類、大きさ、壁との取り合い、などなどによって異なりますので、予め建具枠の加工図を全て造ってから加工に入ります。

R0024385_建具枠の加工

長さを寸法カットし、溝をつき削り、そして仕上げます。

R0024386_建具枠の加工

R0024390_建具枠の加工

このように長さも形(断面)も様々。これだけ見てるとなんのこっちゃですが(笑)全て意味があっての形状です。

建具枠の組立て・取付け


加工された枠は現場に運び込まれます。
建具枠に使用する樹種は、当社ではアガチス材を標準にしています。

アガチスは針葉樹なのですが、パッと見は広葉樹かと思ってしまうほど木肌が繊細で落ち着いています。杉ほど柔らかくないので窓枠関係に使うにはもってこい。
アガチスは、ほどよく赤みを帯びたきめの細かい柾目の木肌で、時間の経過とともに焼けが進むと赤身が増してより高級感のある質感になります。こうした歳を重ねるごとに風合いが増していくところも無垢材のいいところ。

R0024484_建具枠搬入

現場に搬入された建具枠は、最終調整をしながら組み立てられていきます。

R0024490_建具枠の組立て

外部のサッシ廻りに取り付けられた状態。

R0024486_建具枠の取付け

枠を無垢で、しかも製作ものとして作ることは、生産効率だけで考えれば非効率かもしれません。
しかしながら、最初の「既成品を使わない理由」のところで書いたとおり、既成品を使うことは室内のインテリア性を建物全体の中でコントロールできないという理由以外にも、やはり風合いのよさで無垢材に勝るものはありません。

こうした仕上げ材は、ひと手間かければ納得いくグレードにもっていけますが、これだけ合理化進んだ住宅産業には仕上げレベルでも既成品という誘惑が一杯(苦笑)、そこに目を奪われず、木を選び、図面を引き、加工・組み立てる。そんなプロセスは省いてはならない住宅品質だと思っています。


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