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基礎工事ダイジェスト|工事のポイント

「北本の家」は基礎工事が完了しました。
敷地中央から右手に掛けてが建物本体。そして左手に大きめの物置を併設します。

R0025989_基礎完成

この地域にしては珍しく、この辺りだけが用途地域が第1種低層住居専用地域に指定されています。
建ぺい率も50%という条件で、敷地内に住居と物置小屋を併設しますので、建ぺい率は小数点以下でクリアという、行政的にゆとりのある地域狙いの中で最大限に建ちます(笑)

少し端折りますが、北本の家の基礎工事に絡むポイントを解説。

アンカーボルトの配置と精度


アンカーボルトは建物の土台を固定し、地震や暴風時に建物が力を受けた際に最後に基礎に伝える大切な部分。建物を基礎に連結しているいわば木造部分の根っこに当たります。

アンカーは基礎のセンターに真っ直ぐ配置されているのがわかると思います。

R0025983_基礎_アンカーボルト通り芯

通りよく、綺麗にアンカーがセットされていれば、その上に載る土台からボルトや座金が外れることなくしっかりと固定できます。
昔はアンカーボルトを田植え(コンクリートを流し込んだ後に田植えするようにアンカーを手で埋め込む)していた時代もありましたが、今はそれも昔。

下の写真のようにコンクリート打設前の型枠組みの段階で、専用の固定金具を使って、アンカーボルトを位置と高さをきちっと出していきますので確実にセットできます。

IMG_0740_基礎型枠アンカーセット

アンカーの基礎から出寸法も正確です。
基礎の上に載る基礎パッキンと土台の合計厚さを考慮し、且つ床下地の合板と干渉しないように土台からボルト頭が出ない高さに設定しています。

R0025985_基礎アンカーボルト出寸法

アンカー毎で数ミリの施工誤差はありますが、座掘り不要の座金ナットで締めることも考慮し少し浅めになっています。

ホールダウン用アンカーボルトの配置


土台を固定するアンカーボルトはM12(径が12mm)ですが、柱に掛かる引き抜き力が大きい箇所にはホールダウン金物用の太めのアンカーボルトがセットされます。

R0025987_基礎_ホールダウン金物用アンカーボルトM16

ホールダウン用のアンカーはM16(径が16mm)。横に並んでいるM12と比べてもその太さの違いがよくわかります。
北本の家ではこのホールダウン用アンカーボルトが3ヶ所。普通でいくともう少し本数がありますが、大きな引き抜き力が集中しないように構造計算でバランスを見ながら耐力壁を配置しましたので数を少なく抑えることができました。この辺は構造計算ならではといったところでしょう。

地盤改良杭(セミパイル)


工程が少し前後しますが、以前紹介した地盤改良工事の記事が好評でしたので、その補足も。
基礎工事の根切りの段階で杭頭が確認できます。

R0025656_基礎工事_根切り地盤改良杭

杭芯にズレがないか、杭頭は揃っているか、杭径が設計どおりかを確認します。
極まれに杭頭が揃っていない時がありますので、杭頭が凸凹ですとその後の基礎屋さんが大変。頭を揃えないと基礎も作れません。

R0025653_基礎工事_根切り地盤改良杭

杭径も設計でφ500(50cm)ですので良好。
これとは別途に地盤改良業者からも強度試験と工事報告書が上がってきます。

土間部分の断熱は先行で


北本の家は布基礎構造で床断熱。基本的には床面で断熱しますが、床が張られない玄関土間や浴室部分は断熱ラインが切れないよう、土間部分で断熱します。

特に玄関土間は土間コンを打った後では断熱が取れないので、基礎工事の段階で断熱材を施工します。

IMG_0806_基礎_土間断熱材

水平部分と立上り部分に断熱材を先行配置。これで断熱欠損のない、断熱された周りの床・壁と連続した断熱ラインが形成できます。

R0025973_基礎_土間断熱材

土間断熱に使う断熱材は押出し法ポリスチレンフォーム3種30mm。床には同断熱材でも65mmを使用しますので厚さは半分以下。

R0025974_基礎_土間断熱材厚さ

厚さこそ少し薄いですが、土間部分での熱移動は僅かですのでこれ位でも十分。逆に床断熱とした建物でこの土間部分の断熱材を厚くしても家全体の熱損失には殆ど影響がありません。熱損失計算(Q値計算)をするとそれがよくわかります。

基礎工事完了


これで基礎は完成。あとは建方を待つのみです。

R0025976_基礎工事完了


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