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土佐和紙貼りと和紙の特徴|内装工事

「北本の家」の内装も仕上げに入りました。
壁と天井には土佐和紙の壁紙を貼ります。

R0027234_壁紙_土佐和紙貼り

土佐和紙貼り|壁紙


和紙は以前の壁紙検討会で決定したもの。候補の中から今回は「藁(わら)入り」のものを使います。

R0027242_壁紙_土佐和紙貼り_わら入り


近くで見るとわらの繊維が入っているのがわかります。
所々、少々大きめのわらが入る部分もありますが、この不均一な統制も塩ビのビニールクロスにはない自然な質感を生む一つ。

R0027240_壁紙_土佐和紙貼り_わら入り

部屋全体として引目でみれば、そんなわらがよい変化となり部屋を包み込んでくれます。
時間とともに和紙の色も枯れて色が濃くなりますので、そんな変化も楽しめます。

和紙の特徴


土佐和紙の歴史は古く、時代を遡ると1000年以上前から製造されています。
そんな土佐の地、高知で作られた土佐和紙は和紙独特の豊かなテクスチャを持っています。

和紙の繊維が織りなすソフトな表情は、量産される石油原料のビニールクロスとは仕上がりが全く違います。
100%自然素材の土佐和紙ですから、石油製品にはない素材が持つ調湿と和紙の繊維が作り出すランダムな風合いが一番の特徴。

R0027374_和紙壁紙_重貼り

もう一つは、”貼り方”。ビニールクロスは基本的に温度や湿度による伸縮がありませんので、クロス同士は付き付けで貼っていきます。和紙は自然素材ゆえの伸縮があるため壁紙同士に重ねを作って貼る”重ね貼り”が基本になります。

上の写真中央部のような重ね代ができます。この重ね代も和紙の特徴。
重ね貼りの方法もいくつかありますが、和紙の端にあるくい先(紙がちぎれて裂かれたような状態)を残して重ね貼りをしていくと自然な仕上がりになります。



そして、ビニールクロスと和紙との最大の違いは、時間変化による色の枯れ具合。
ビニールクロスは貼った直後が最も美しく、時間が経つにつれ汚れで見た目でも劣化した印象になります。つまりは深みのある歳のとり方をしない。これは新建材全般に言える特徴です。

対して和紙は、汚れやすさの面ではビニールクロスより少々気を使いますが、時間と共に薄い茶色(亜麻色)に変化していきます。これを「色が枯れてくる」と言ったります。
つまりは素材としていい歳のとり方をする。世の男性が歳を取るにつれ深みを増すように(笑)

壁紙以外で室内の仕上げに使っている、無垢のフロアや造作材の木部も時間変化でいい状態で歳を取って枯れてくれますので、和紙との相性もよい。

R0027260_壁紙_土佐和紙貼り

仕上げにどんなものを選ぶか。それはコストや完成時の仕上がりの天秤でもありますが、空間構成として安易な選択はせずに、吟味しバランスを保った素材決定をしていきたいものです。

<関連過去記事>
2012.06.27 壁紙検討会、外構フェンス用下地、シューズクローク棚の製作

インフォメーション


■□ 「北本の家」オープンハウス(完成見学会)事前エントリー開始 □■
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・開催日時 : 7月14日(土)、15日(日) 10:00~16:00
・開催場所 : 新潟県阿賀野市(詳細は別途ご案内)

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