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断熱改修|断熱材の使い分けがポイント

東中野山の家リノベーション工事。
解体も終わり建物は一旦スケルトン。そこから下地を作りながら断熱改修と耐震改修に入っていきます。

断熱改修|断熱工事


元々無断熱だった床には断熱材にフェノールフォームを使用します。
フェノールフォームは断熱材の中でもトップクラスの性能(熱伝導率=0.020W/(m・K))。フェノールの厚さは根太せいに合わせて60mm。

R0027958_床断熱フェノールフォーム_ネオマフォーム

新築時であれば床下地は根太レスで厚合板直貼りが標準ですが、リフォームの場合は既存の土台レベルがまちまちだったりしますので、根太(上の写真で細い線状の木材)を使って床下地を組んでいきます。
そして、根太間に断熱材を充填していきます。

断熱的にいうと、根太構法は厚合板直貼りよりも木材熱橋面積が大きいのですが、施工上止む無しということで、その分を高性能断熱材を使用することで性能確保に配慮しています。



さらに床面の断熱性能をアップしたい場合などは、一旦大引き間に断熱してからさらに根太間に断熱するなどが考えられます。
根太構法だけであっても根太成(根太の高さ)をアップして断熱材の厚さを増すなどで性能アップが可能ですが、今回はこれ以上床を上げると天井高が取れなかったり、既存部分の床と段差が生じるなどの理由でこの仕様に。


床断熱ビフォーアフター|断熱改修



下の写真は、左から(解体前)、(解体時)、(断熱完了時)です。

R0027831_床断熱改修

床下は床下換気口を通じて外気に開放されていますので、今まではこの廊下も冬場は外同然。
断熱改修後には床からの底冷えも軽減されることでしょう。


断熱材の使い分け|断熱改修


壁や天井には高性能グラスウールを使用します。細繊維グラスウールなので密度16Kで24K相当。
断熱材の厚さは壁厚に合わせて100mmを基本としますが、既存壁の反対側が真壁だったり壁をふかせない場所には同様の断熱材の75mmタイプも使用します。

R0027984_断熱材高性能グラスウール

グラスウールは伸縮性があって、薄い壁厚でもむりやり突っ込んで圧縮させれば圧縮布団のようにして施工は可能ですが、それはNG。
グラスウールは圧縮されると途端に断熱性能が低下し、半分以下の性能に落ちることも。そんなわけで、2種類の断熱材を適材適所で使い分けていきます。

R0028029_断熱工事

無断熱だった壁にも隙間なく断熱材が充填され、これで空調の効きと省エネに貢献します。

リノベ工事の対象外の既存の部屋に接する内部間仕切り壁にも断熱材を充填します。これは新築時には取らない方法。範囲を限定して断熱改修するリノベ工事独特の方法です。


長くなりましたので、耐震改修の記事は次回に続きます。


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