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自然素材とテクノロジーを匠が活かす。心地よいデザインと高い断熱・構造性能を目指して・・・山口工務店

構造計算で構造を最適化

「市野山の家」は構造材の発注、プレカットに向けた最終調整をしています。

この段階で住宅の骨格となる構造材、そしてそれを組んで形作る軸組(家の骨組み)を確定します。そして軸組が決まれば連動するように軸組を支える基礎の構造方法も確定していきます。

その全てのよりどころ、根拠になるのが構造計算書です

構造計算(許容応力度計算)で最適化


当社では住宅の規模に関わらず構造計算をして建物の安全性を確認しています。

詳しくは過去記事の「構造計算へのこだわり(1)- なぜ構造計算するか -」から始まる3つの記事を参照。

今回も事前に構造計算(許容応力度計算)を済ませており、後は細かい部分での納まりを踏まえての微調整をして現場での実施レベルまで仕上げていきます。

2012-10-12構造計算

構造計算の難易度は建物のプランや目標とする設計条件によって変わります。
すんなり決まることもあれば、中々構造的にまとまらず苦労する建物もあります。

今回の市野山の家はプランも素直でシンプルだったということもあり、大幅な変更もなく計算を終えました。
どの建物でもそうですが、経験則で作った軸組(伏図)から多少の変更はあります。市野山の家で思い出す範囲での変更は

・長期荷重、短期積雪荷重を踏まえた荷重分散。梁伏せの変更と柱追加。
・断面欠損を考慮した仕口形状の変更、継手位置の変更。
・耐力壁の配置変更。
・梁の断面寸法の変更。製材と集成材の使い分け。
・べた基礎の構造区画変更と地中梁の変更、配筋の見直し。

こんなところでしょうか。

毎度思いますが、新潟は雪国。構造計算の際に加味する積雪荷重に苦労させられます。
考慮する積雪量は「新潟県垂直積雪量(積雪荷重)運用基準」として決まっています。市野山の家では130cmの積雪荷重を加味しています。
簡単に言えば家の頭の上に130cmの雪の重りを載せて地震を受けても壊れないように。130cmの雪が載っても梁のたわみが安全範囲内で不具合が生じないように、などの確認です。

雪国に建つ住宅は、雪のない地域に比べこのようなハンディーキャップを追います。この地で生活していながら大変ですよね、と思います(笑)

2階建て程度の住宅では構造計算までやらないのが殆どですから、それに比べれば自信を持って安全と言い切れます。そこには経験則だけではない、数字で測れる安全性があります。
当然、できあがる建物は構造計算なしの建物とは別物です。自分でやっていてよくわかります。できてしまえば見えなくなりますが。。


<関連過去記事>
2012.03.29 構造計算へのこだわり(1)- なぜ構造計算するか -



「市野山の家」の過去記事は左のカテゴリー、もしくはこちらのリンクから連続でご覧いただけます。

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