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から松外壁材+ウッドロングエコ塗り|見本品製作

外壁に使う信州から松の外壁材の現物見本を製作しました。
表面には、実際に使用する木材防護保持剤のウッドロングエコを塗って仕上げます。

完成品は後日の外壁のガルバ色決め検討会で使用します。

「市野山の家」の外壁はガルバリウム鋼板を基本としていますが、南面の1間(1.8m)張り出した深い庇の下はガルバの耐久性を考慮して(※末尾注記)無垢の板張りとします。

から松外壁材|外壁見本の製作


使用するのは、無垢の信州から松をドイツ下見加工した外壁材。

R0029031_信州から松外壁材_からまつ_唐松

から松は木材比重でいくと0.5と非常に硬い(杉で0.3~0.45程度)。硬いという事は耐久性が高いことにも繋がりますが、この外壁材は丸太の赤身部分を特に選りすぐって使用しているので耐久性の高さは折り紙付き。
現場的には硬いので貼るのに苦労しますが(苦笑)

このから松外壁は信州長野の材木店さんから直接仕入れています。

ウッドロングエコ


そしてから松外壁に塗るのが「ウッドロングエコ」。

R0029032_ウッドロングエコ

ウッドロングエコの成分は鉱物や植物、酸化鉄、ハーブなどが主成分。どれも天然の成分ですが詳細は企業秘密。特許を取れるほどの代物ですが特許を取得すると、特許の期限が切れると成分が公開され、誰でも自由に作れてしまうという諸刃の剣(薬のジェネリック薬品と同じです)。そんなわけでこちらのメーカーは完全秘密主義を選んだそうです。

とはいえ、成分開示の代わりに安全データシートや土壌汚染なしの証明書などを公開することで安全性を証明しています。

ウッドロングエコは防腐防蟻剤のように薬漬けで腐朽を抑えるのではなく、表面を酸化させて腐朽菌の繁殖を抑える仕組み。基本的には一度塗りでメンテフリーであるのも他の防腐塗料と比べるとアドバンテージがあります。


から松外壁+ウッドロングエコ塗り


ウッドロングエコは粉末状なので、これを規定量の割合で水に溶いて使います。

R0029034_ウッドロングエコ

水に溶いたウッドロングエコを刷毛で塗っていきます。

R0029035_ウッドロングエコ塗装__信州から松外壁材_からまつ_唐松

水に溶かしたウッドロングエコは一般の塗料のような粘性は全くありません。ジャブジャブの水を塗っている感覚です。


ウッドロングエコの色変化


塗った直後は、このように全く色変化はありませんが、時間が経つと徐々に表面の色変化が始まります。

R0029040_ウッドロングエコ塗装直後

1時間程度経過した状態がこちら。

R0029051_ウッドロングエコ色変化

一番左が無塗装のから松、ウッドロングエコを塗った方が緑色に変化しているのがわかります。

最初はこのように緑がかってちょっと失敗したかのような色ですが(笑)大丈夫。色変化は半年程度かけて徐々に進み、始めの頃はダークブラウンですが、いずれは木が経年変化で耐食したシルバーグレイ色になり落ち着きます。


から松外壁材+ウッドロングエコ塗り|外壁見本


そして塗り終わったから松のドイツ下見板を3枚貼って見本品の完成。

R0029158__信州から松外壁材ウッドロングエコ塗り

取っ手付きで持ち運びにも便利となっております(笑)

樹種は違いますがウッドロングエコを塗って2年程度経過した見本がありますので並べてみます。

R0029159_から松外壁材ウッドロングエコ塗り_米杉ウッドロングエコ塗り

左は米杉無垢のベベルサイディングにウッドロングエコを塗って2年経過したもの。

米杉(ウエスタンレッドシダー)のベベルサイディングは、材の表面に鉋仕上げがされておらず表面が荒いので少し印象が違いますが、2年経過すると表面もほぼ落ち着いてきています。

R0029161から松外壁材ウッドロングエコ塗り_米杉ウッドロングエコ塗り

次回の記事は建て主さんも参加するガルバ色決めの現場検討会
このから松ドイツ下見板張りを踏まえてガルバの色をどうするか、ガルバリウム鋼板の外壁見本とこの唐松外壁を現場に持ち込みます。

(ウッドロングエコに興味のある方は下の関連過去記事もどうぞ)


※末尾注記:ガルバの特徴と耐久性について
ガルバは常時雨が当たるなど表面が水で流される場所では非常に高い耐久性を誇ります。反対に水に当たらない場所では表面劣化が生じます。
特に屋外などでは空気中に舞う粉塵や黄砂による鉄分や硫黄により、表面に不付着したものが水で流されずにいると錆の発生の原因となります。
よって軒下など雨に当たらない場所でガルバを使用する場合は1年に1回程度で水を掛けるなどして洗ってあげることをお勧めしいます。その際は特にブラシで磨くなどまではせず、水を掛ける程度での洗浄で十分です。


関連過去記事


2010.05.11 現物見本を製作|ベベルサイディング+ウッドロングエコ
2010.06.16 ウッドロングエコ塗り大会
2010.08.10 竣工写真アルバム|百津の家リノベ



「市野山の家」の過去記事は左のカテゴリー、もしくはこちらのリンクから連続でご覧いただけます。

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関連記事

- 4 Comments

kinako  

から松

山口様

またまた、おじゃまさせて頂きます。。。
外壁材を検討中で、今のところ
・ウエスタンレッドシダー チャネルサイディング
・信州から松 ドイツ下見
のどちらかにしようと思っているのですが、
「信州長野の材木店」さんを教えて頂けないでしょうか?




2013/08/09 (Fri) 20:00 | EDIT | REPLY |   

山口@山口工務店  

kinakoさん

唐松の仕入れ先は
上田第三木材
http://www.dai3wood.co.jp/
です。

唐松の内装、外装材などを取り扱っており、外壁材も当社でも使っているドイツ下見板の他にも数種取扱いがあります。

参考になさってみてください。

2013/08/13 (Tue) 00:09 | EDIT | REPLY |   

kinako  

山口様

唐松ドイツ下見板の外壁
すっきりとしていて素敵です。
あとは価格などよく考えて決定したいと思います。
ご回答ありがとうございました!

2013/08/14 (Wed) 18:42 | EDIT | REPLY |   

山口@山口工務店  

kinakoさん

今見ている外壁に当てる予算もあると思いますので、予算面、意匠面から相互比較して検討されてみてください。

2013/08/20 (Tue) 09:24 | EDIT | REPLY |   

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