YaMa_Home blog -新潟木の家 自然素材の注文住宅-

自然素材とテクノロジーを匠が活かす。心地よいデザインと高い断熱・構造性能を目指して・・・山口工務店

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

基礎断熱、床下吊り配管|床下暖房用のお掃除ロボット通り道

「市野山の家」の基礎断熱工事と床下の配管工事の様子を紹介。

市野山の家の主暖房は、エアコンを床下に設置し、床下全体を暖める「床下エアコン暖房方式」です。
(床下暖房の詳細は過去記事「床下エアコン暖房|高効率省エネ・省コスト暖房方式」を参照)

基礎断熱|断熱工事


床下暖房では、エアコンの温風を床下に入れるため、断熱ラインは基礎でとり基礎断熱とします。

R0029163_基礎断熱_断熱工事

断熱材には押出法ポリスチレンフォーム第3種65mmを使用し、基礎外周部の立ち上がりと水平部分に施工します。

R0029182_基礎断熱_断熱工事

そして、基礎外周部以外の中央部(基礎スラブ部分)は露出させ、基礎の熱容量の大きさを利用して床下暖房時の蓄熱層とします。

蓄熱容量を増やす意味では、断熱材はこのように基礎の内側に設置する“基礎内断熱“とするよりも、断熱材を基礎の外側(屋外側)に設置する”基礎外断熱“とした方が有利なのは明らか。
しかし、屋外側に断熱材を施工した場合、新潟ではシロアリによる蟻害(ぎがい)、蟻道(ぎどう)となる恐れがあるため、基礎の屋外側には断熱材を設置することは避けるべきです。防蟻剤入りの断熱材を使用するという選択肢もありますが、薬剤の効力は10年程度と聞きますので避けた方が無難でしょう。
シロアリは木材だけでなく、こうした断熱材を食い破り、中をコロニーのようにして進むため、シロアリ被害を避けるような配慮が2重3重と必要です。


お掃除ロボットに働いてもらうために|配管工事


床下暖房をする場合に皆さんが心配するのは床下の掃除の問題。実態的には3~5年程度に1度床下のほこりを取るために掃除するのがよいと思います。同時に床下の点検にもなります。

通常は床下点検口から床下に侵入し、床下を回って掃除していくのですが、これが中々億劫。ということで、床下の掃除を自動化する作戦でお掃除ロボットを使います。ルンバを代名詞とした自動掃除機はだいぶ価格がこなれてきましたので今や若奥様の中では話題の的(笑)そんなわけで、人の代わりにお掃除ロボットを床下に解き放つ計画です。

床下空間は、基礎立ち上りが必要な耐力壁の直下以外は立ち上がりのない一室空間。その床下にお掃除ロボットを走らせるのですが、普通に施工すると床下空間には邪魔者がいます。それが“給排水管“。

何もない普通の施工では給排水管は床下の土間の上に配管されますので、これではお掃除ロボットも思うように進めません。

R0029114_床下吊配管

そのため、配管関係は吊バンド金具を使って全て床上で吊り込んで配管下にもお掃除ロボットが通れるスペースを作ります。

R0029118_床下吊配管

床下空間にお掃除ロボットを解き放つ掃除作戦は、話には出しても完全対応でやるのは初の試み。うまくいくかはわかりませんが、地上での勇士(?)をみている限りはうまく掃除してくれそうです(祈


断熱補強とシロアリ対策


基礎は立ち上がりとベースを一体打ちをしているので、基礎の打継ぎ部分が蟻道になる可能性はゼロ。ただし、外部から入れる給水、給湯、そして外に捨てる排水管は基礎を貫通します。

その貫通部分が蟻道になる可能性がありますので、そこには防蟻剤が入った防蟻ウレタンフォームを使います。

R0029174_配管_防蟻ウレタンフォーム

配管の中間部分はモルタルを詰めて、最後に手間の部分から防蟻ウレタンフォームを吹き込み、同時に配管周辺の断熱補強もします。

R0029192_配管_防蟻ウレタンフォーム施工

このスプレー式の防蟻ウレタンフォーム、たった1本で定価4万近くもします(大汗)高級品!(汗)



基礎周りで断熱補強が必要な場所が他にもあります。基礎断熱の立ち上がり部分と土台との間の隙間。
基礎と土台間は基礎の幅と土台の幅の差分だけ段差ができます。立ち上げる断熱材は基礎に沿って上がってくるので、そのままですと基礎の角が室内に露出し、そこが熱橋に。外気に冷やされた基礎が室内とつながり、断熱欠損、そして結露の原因ヵ所に。

R0029201_基礎断熱断熱補強_ウレタンスプレー

その基礎と断熱材の隙間もウレタンスプレーを入れて断熱補強していきます。
ウレタンスプレーは発泡後に2~3倍に膨れますので少し少なめで押えておかないと翌日にお化けみたいに膨れ上がっています(笑)



床下の基礎断熱、吊り込みでの配管を済ませ、一旦床下は綺麗に掃除機をかけてから1階の床下地となる合板を敷き込み蓋をし完了となります。


関連過去記事


2012.01.20 床下エアコン暖房|高効率省エネ・省コスト暖房方式
2012.11.02 型枠組み~コンクリート打設(ベタ基礎一体打ち)動画付き|基礎工事
2011.11.03 基礎工事|型枠組立て~コンクリート打設(ベタ基礎一体打ち)




「市野山の家」の過去記事は左のカテゴリー、もしくはこちらのリンクから連続でご覧いただけます。

インフォメーション


■□ 問合せ先 □■
自然素材を使ったシンプルで快適、心地いい家づくりを目指しています。詳しくはwebをご覧ください。

新潟木の家 自然素材とテクノロジーを匠が活かす|山口工務店
TEL : 0250-62-0318
FAX : 0250-62-7977
E-mail : yamahome@chive.ocn.ne.jp
blog左のメールフォームからもどうぞ

■□ Facebookはじめました □■
山口雅和 Facebook個人アカウント(Facebookアカウントが必要です)
山口工務店 Facebookページ(どなたでもご覧いただけます)
FBページでは、BlogやTwitterで書いた事に対する追記や番外情報なども書いてます。

■□ 直近web更新 □■
(1)2012.07.09 トップページに「北本の家」完成見学会の案内を追加
(2)2012.01.13 トップページに「こがねの家」完成見学会の案内を追加
会社バナー
ホームページをリニューアルしました。
当社の住宅に対するスタンス、設計コンセプトなどかみ砕いた説明をしています。
関連記事

- 3 Comments

naka  

床下ロボット掃除機はいいアイデアだと思い検索して見たら先にやられてましたね(^^)カビもダニもシロアリも初動の対応が重要なので、無人で頻繁に清掃出来る機能を住宅が持つのは当然の帰結と思われます。その後の稼動状況はいかがでしょうか、カメラでも乗せて動画アップしていただければ反響も大きいのではと思います。
山口様のますますのご健勝をお祈りします。

2013/08/04 (Sun) 06:40 | EDIT | REPLY |   

山口@山口工務店  

nakaさん

床下空間の掃除をルンバなどのお掃除ロボットで代用しようという怠け者発想はやはり誰でもしますよね(笑)

こちらの建物はまだ竣工間もないのでルンバは出動していません(笑)
カメラを載せて走らせるのはいいアイディアですね。目が回りそうですけど(笑)機会を見つけてやってみたいと思います。

2013/08/04 (Sun) 09:40 | EDIT | REPLY |   

-  

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

2017/02/16 (Thu) 12:39 | EDIT | REPLY |   

Leave a comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。