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窓の高断熱化がなぜ必要か

省エネを目指して家全体から流れ出る熱を少なくしようとした時、最も効果的なのが熱的に一番弱い部分の性能の底上げ(ボトムアップ)。その場所がどこかというと、“窓”です。

樹脂サッシ+ Low-Eペアガラス|YKK AP APW330



「市野山の家」の外部開口部には特に断熱性が高い樹脂サッシを装備。
サッシに入るガラスは、日射を遮る遮熱効果と暖房熱を逃がさない断熱を高めたLow-E被膜付きのLow-Eペアガラス。

R0029323_サッシAPW330_意匠性_デザイン

樹脂サッシ+ Low-Eペアガラスの組み合わせは、ガラスが3層になったトリプルガラスのサッシを除けば国内最高クラス。

サッシのデザイン・性能体系というと、今も昔も変わらないアルミ単品枠のサッシ、断熱熱性と耐候性を両立したアルミ樹脂複合サッシ、そしてこの樹脂サッシ。別格としては木製サッシもあります。

地域によりどのようなサッシが標準的に使われているかは違うのですが、ここ新潟ではアルミ樹脂複合サッシが主流でしょう。

樹脂サッシの欠点を克服|YKK AP APW330



断熱性能は申し分ない樹脂サッシですが、従来の樹脂サッシは他と比べて欠点があり標準採用するのに足かせになっていました。
それが、
・意匠性の悪さ
・価格がアルミ樹脂複合サッシに比べコストアップとなる
の2点。

樹脂サッシはサッシ枠の強度を確保する都合で、アルミを使ったサッシより枠が太くなり、窓廻りが太くボーダーが回ったような意匠になりお世辞にもシンプルスマートとは言い難い。

R0029374_サッシAPW330_意匠性_デザイン

そんな欠点を解決し、樹脂サッシとしては後発メーカーのYKKが投入したのがこの樹脂サッシ「APW330

意匠面では従来の樹脂サッシと比べてシャープな枠廻りに仕立て、価格帯も後発らしくサイズやバリエーションを集約するなかで、従来のアルミ樹脂複合サッシに限りなく近い価格で提供されています。


外皮断熱性のボトムアップ


では樹脂サッシにすることで、どれだけ違うか。

開口部の断熱性能は熱の伝わりやすさを表す熱貫流率U値(旧K値)で表示します。
理系の人は単位(W/m2K)を見れば想像できると思いますが、室内外1℃温度差当たり、単位時間当たり、1m2当たりに伝わる熱量を表しています。
すなわち、数字が大きいほど熱ロスが大きいことに。

U値を元に、サッシ単品で性能比較してみると、
(1)アルミ樹脂複合サッシ+ペアガラス:U値=3.49 W/m2K
(2)樹脂サッシ+Low-Eペアガラス  :U値=2.33 W/m2K

となり、樹脂サッシ+Low-Eペアの方が33%熱の伝わりが少なくなります。
これは比較的性能が高く断熱サッシと呼ばれているアルミ樹脂複合サッシとの比較ですから、築10年、20年も前のサッシと比べると目も当てられないほど差に。

これを建物全体で比べるとどうなるか?
プランによりますが、上記の(1)と(2)を比較シミュレーションすると、冷暖房に必要な空調費が15%程度少なくて済む計算になります。

窓は建物の外皮の中で最も熱ロス(熱損失)が大きい部位。家全体で逃げる熱の30~40%程度を占めますので、性能の底上げ(ボトムアップ)としては費用対効果が大きい場所です。

R0029291_サッシAPW330_意匠性_デザイン


表面温度の均一化とドラフト防止


窓の性能を上げると室内の温熱環境の面でいいことがあります。

室内で窓周辺にいると感じる悪寒、窓で冷やされた冷気が足元に向かって下降気流を生じさせるコールドドラフトなどが改善されます。

その結果、室内の上下温度差が少なくなり、適切な冷暖房を取ることで室内どこでも極端な不快な温度差がなくなる“室内表面温度の均一化“、すなわち心地いい室内環境を構築すことに繋がります。

それでも、高断熱な樹脂サッシは他の壁や天井と比べれば1/10程度の断熱性能しかありません。(ガラスの窓なのですから仕方ない)
新潟という夏は高温多湿で蒸し暑い、そして冬は過酷に冷えるこの地では、眺望性や意匠性に配慮しつつ、少しでも窓の性能アップを図ることは外せない要素なのです。


窓の断熱に興味ある方下の関連過去記事もどうぞ↓

関連過去記事


2012.05.18 サッシ搬入~取付け、ユニットバス断熱、小屋裏物置
2011.12.01 意匠+性能+コストの3拍子|樹脂サッシAPW330
2011.03.04 シャープな意匠と高断熱を両立|YKK新樹脂サッシ「APW330」




「市野山の家」の過去記事は左のカテゴリー、もしくはこちらのリンクから連続でご覧いただけます。

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