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木製玄関引戸の取付け|高気密高断熱で最高クラスの玄関引戸を実現

「弁天橋通の家」では設計当初から玄関は引戸でとご要望いただいていました。
ワールドワイドで見ると玄関に引戸を使うのは日本伝統の文化。いまでは当たり前の玄関ドアは歴史的には西洋から入ってきた渡来文化と言えるでしょう。

そんな玄関引戸ですが、「弁天橋通の家」では以下の条件を全て満たす玄関引戸を採用しています。

・木製であること。風合いのよさを活かす。
・高断熱であること。開口部の一つとして当然断熱化が必須。
・高気密であること。引戸としてのスライド構造と気密化の両立。


玄関引戸の取り付け|CTS「ビッグボーイ」木製玄関引戸


玄関引戸にはCTS社の木製玄関引戸を採用。玄関引戸はCTSの工場がある冨山からここ新潟まで遠路遥々運ばれてきました。現場搬入が済むと、枠の取付け~扉の吊り込みの順で組み付けます。

玄関引戸として決まった規格品はなく、サイズも含めフルオーダー。そのため納期が掛かるのが現場的には難点(汗)

今回の引戸は片側にFIXガラス(タペストリーペアガラス)が入った“片引き玄関引戸”。
まずはそのガラスが組み込まれた枠を躯体に取り付けていきます。

R0032598木製玄関引戸_BIGBOY_ビッグボーイ

枠の取付けでは水平垂直の曲がりはもちろん、枠の対角、枠全体の樽型歪などが無いよう確認しながら、精度よく取付け。

そして枠が付くと、扉を吊り込み完成です。

R0032646木製玄関引戸_BIGBOY_ビッグボーイ

木製引戸を構成する材料は無垢のピーラー(米松)。そこに木材保護としてリボス社の自然材塗料を塗装しています。

木製の建具はやはり風合いが格段によい。当たりも柔らかく、来客や家族を迎える顔としては申し分ありません。

窓でも同じことが言えますが、外部にこうした木製建具を使う場合は耐久性の面でも「如何に雨に当てないか」が重要。写真では見切れてますが、この上には軒の出4尺5寸(約1.3m)の深い軒に守られていますので安心です。

ずっと見ていたい綺麗な木肌ですが・・・即刻養生。

R0032670木製玄関引戸_養生

工事中の出入りや資材運搬で傷が付いてはいけませんので、木部全てを徹底的に養生、養生、養生。

お披露目は竣工までおあずけです(残念)。


へーべシーベシステム|引戸で高気密を実現する仕組み


ドアと違い、引戸は横にスライドすることで開閉する建具。そもそもスライドさせるには戸車が必要であったり、動くための隙間が必要。この“スライド構造”と建物の性能を維持するため閉じる技術“気密”を両立する工夫がこの玄関引戸にも組み込まれている「へーべシーベシステム」です。

「ヘーベシーベ(Hebeschiebe)」とは:
ドイツ語のHeben(持ち上げる)+Hieben(滑らせる)という意味。
障子(戸)を持ち上げ、レールを滑らせる構造を言う。


CTS社のこちらの玄関引戸では、ドイツGU社のへーべシーベシステムのレバーハンドルを採用しています。

動作の仕組みは、戸を開ける際、レバー操作で扉が浮いてスムーズにスライド。
そして戸を閉めた際には、開けた時の逆のレバー操作で戸が敷居まで下がりしっかり密着。戸の四周にある気密材(ガスケット)が枠と戸同士で引き寄せられ密着します。

このヘーベシーベシステム(引戸用金具)を採用することで、従来の引戸構造の弱点であった気密・水密性能を最高レベルで実現しています。

ヘーベシーベの動きは言葉では今一つ伝わりにくいのでこちらの動画で補足。



ヘーベシーベ金具はレバーハンドルと一体の構造で、こうした玄関引戸の他にも窓の引戸にも使われ、歴史的には50年以上も前からある確立した建具金具なのです。




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