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外壁小波ガルバリウム鋼板張り|シンプルな小波に仕上げるには

「弁天橋通の家」の外壁は、この後に信州から松のドイツ下見板を一部で張りますが、メインは小波のガルバリウム鋼板。

R0032756小波ガルバリウム鋼板_耐摩サンドホワイト

外壁に使う小波のガルバリウム鋼板は、この波状成型が張り上がると鋼板ながら当たりの柔らかい印象になるところがお客さまから支持を受けています。
また、陽が当たると小波の山と谷とで陰影が生まれ、それもまたフラットな鋼板張りにはないよさの特徴です。


外壁素材の色決め検討会|ガルバリウム鋼板、木部塗装など


外壁に小波張りのガルバを使うことは当初から決まっていましたが、最終の微妙な色決めは建物のボリュームがある程度見えてきた段階に現場で建て主さんを交え最終検討会を行います。

R0032381小波ガルバリウム鋼板_色決め現場検討会

少し前の現場ですが、こんな感じで可能な限り大きな外壁見本を持ち込みます。
今回は柔らかな白系という当初のイメージがありましたので、それに準じて下記の2種類の小波板見本を作成しました。

・耐摩サンドホワイト
・フリントグレー

写真では色が同じに見えますが違います(笑)
現場で建て主さんと話しながら、全体の仕上がりも含め“耐摩サンドホワイト”で決定。同時に外部木部の破風板などに塗る塗料の色も決定。

わざわざこうして現地で色決め検討会をするのは3つの理由から。
詳しくは過去記事の中のこちらのページの「現場検討会をする理由|現実に近い状況で決めましょう」の項を参照。


外壁の施工|小波ガルバリウム鋼板


敷地目一杯に建つ弁天橋通の家は、接道しているファサード以外の3方は敷地目一杯に建物が建っています。足場を立てるがやっとなくらいで余剰の空間がありません。

R0032757外壁_小波ガルバリウム鋼板_耐摩サンドホワイト

外壁の張り始めの建物裏手は作業も難航。長さが短い外壁であれば少しはマシなのですが、当社では意匠的にも綺麗に見えるように、いつも長さ方向に継ぎ目のない長尺品を使っているので作業も難航。板金職人の皆さんには苦労をお願いしております。

長いものでは1枚で6m近くにもなるので、足場をかわしながらその場所に持っていくのも一苦労。まだ小波板なのでロール状に曲げられるのでハンドリングも少しはマシなのですが、これが角波だと更に難航を極めます。

R0032762小波ガルバリウム鋼板_耐摩サンドホワイト_波板切ハサミ

作業の全体を撮ろうにも、こんな感じで手元のハサミしか写せない(苦笑)

そんな苦労を掛けながら着々と作業は進みます。

R0032758外壁_小波ガルバリウム鋼板_耐摩サンドホワイト

耐摩サンドホワイト色の小波ガルバ。つや消しでマット、完全な白ではない淡い色合い。小波の柔らかい波型、張り上がりの全体はまだ足場と足場シートに建物が覆われ写真で捉えることはできませんが、とても柔らかな表情に仕上がっています。

この小波のガルバリウム鋼板は、少し年配の方には「小屋の波板のカタチ」として有名?というよりそれ以上でもそれ以下でもない印象があるようです。
何も考えずぶっきら棒に外壁を張ってしまうと端正には仕上がらないので、出隅や入隅、他との取り合い部分などの細部をうまく考えてあげることが重要。

建物のコーナーにあたる出隅もそのひとつ。

R0032860小波ガルバリウム鋼板外壁_出隅役物なし

コーナーは後で被せるコーナー役物を使わず、外壁の小波板自体を直接曲げてそのまま90度折り返します。
こうすることで、壁の一体感を損ねずよりシンプルに仕上げることができます。
出隅役物を使う方が数倍楽ですが、楽なのは施工だけで、建物の仕上がり面で得することはありません。

同じ素材を使っても作り手によってどこか仕上がりが違う。そう感じるのは数多とある細部をどう納める(=作る)かという積み重ねから。

全ての基準は最高のユーザー体験のために。


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2012.12.27 横葺きガルバリウム鋼板張り|外壁工事(市野山の家)
2012.11.19 ガルバ色決め現場検討会|横葺きガルバリウム鋼板+無垢から松外壁材
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2011.11.08 外部色決め現場検討会|ガルバリム鋼板・木部・格子
2010.08.20 外壁工事|小波ガルバリウム鋼板張り(百津の家Ⅱ)
2010.07.12 外壁ガルバ色 現場検討会
2009.05.05 外壁色決め(百津の家)



「弁天橋通の家」の過去記事は左のカテゴリー、もしくはこちらのリンクから連続でご覧いただけます。

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