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窓の上には小庇|雨をしのぎ、水を切る

当社では定番の窓の上に取り付くこちらの小庇。

R0032867アルミ小庇インターバイザーFIN240

「弁天橋通の家」でも外壁のガルバリウム鋼板の小波板も張り終え、小庇共々、窓廻りは完成しました。

屋根の軒下に入り守られている窓は除き、窓の上には全てこのように小庇を設置しています。


小庇の目的と効果


このような庇、今の住宅を見渡すと付いている方が皆無。見かけません。
窓の上に小庇を設ける理由は大きく3つあります。(1)~(3)と数字が若い方が採用する上でより重要だからと考えています。

(1) 外壁の開口部(窓)からの漏水対策をより強靭に
サッシの納まりも含め昔よりは窓から雨漏りし難い構造になったとはいえ、今でも開口部からの漏水(雨漏り)は統計的にも多いの事実。
外壁の表や裏に回った水を切るのがこの小庇の役目。一口に窓上の庇とはいっても機能的に“ただの飾り“として付いているものとそうでないものがあるので注意。詳しくは次の項で工事プロセスとともにご紹介。


(2) 小雨でも窓を開け放ち通風が可能
僅かでも窓上に庇があれば、今のような梅雨時期や雨の日にも窓を開けて通風をとることができます。
生活していると何気ない“通風(風通し)”ですが、天候問わず窓を開けることができるのはありがたい。
2階の窓や1階の高窓であれば、窓を少し開けて外出しても安心です。(それでも防犯には注意)


(3) 外壁のアクセント
これは意匠面での一味ですが、フラットな外壁に空いた窓に小庇が掛かることで、外観のちょっとしたアクセントに。素材がアルミ製の小庇は薄く軽い存在感。


機能する小庇の施工手順


先ほどの「(1) 外壁の開口部(窓)からの漏水対策をより強靭に」で書いたことを工事のプロセスを追いながらかみ砕きます。

ポイントは、「小庇は何よりも先行して躯体に取り付ける」です。これが水を庇で切り、何かあった場合にも水を外に排出させる工夫でありセオリー。

まずはアルミ小庇を建物本体に取付けます。

R0032434アルミ小庇取付け_インターバイザーFIN240

このアルミ小庇は積雪100cmまで対応しているので、専用に取付け下地としてマグサを入れておきそこにコーチボルトで固定。
(小庇によっては積雪地域に対応していないものもありますので要注意)


庇を付けただけでは最悪の最悪、外壁の中に回った水が小庇の付け根から裏に回る可能性がありますので、さらに防水シート上からかぶせて防水テープを貼って押えます。

R0032492アルミ小庇取付け_下地防水シート貼り_インターバイザーFIN240

こうすることで、雨水が1次防水層である外壁を破り、2次防水層の透湿防水シートを伝って流れ落ちてきても、小庇の上では外に排出される機構になり防水性能を確保します。


そして、最後に外壁を張れば完成です。

R0032880アルミ小庇インターバイザーFIN240

出来てしまえばなんてことない素っ気なさですが、裏ではそんなことになっています(笑)


R0032495アルミ小庇取付け_インターバイザーFIN240

建物には窓が沢山あります。各窓の上には小庇が付いています。
付けるには付けるだけの理由があります。飾りだけの小庇ではない理由が。


関連過去記事


2013.06.13 夏の暑さをしのぐ建築的装備|日射遮蔽と排熱
2012.12.15 庇と軒は雨をしのぎ、日射と対話する。軒先換気も名脇役。
2012.05.24 小庇で雨を切り、快適長持ち
2011.12.08 窓上には小庇|過ごしやすさと耐久性アップ
2010.08.06 窓の上には小庇
2009.05.25 庇の価値とは




「弁天橋通の家」の過去記事は左のカテゴリー、もしくはこちらのリンクから連続でご覧いただけます。

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